今年8歳になった息子は、小さい時からこだわりが強い。
おもちゃの並べ方に始まり、服の素材、着心地、シーツの摩擦音、料理の味付け、靴下の長さ、香り、母の髪型。。。etc。
また、指折り数を数えるときは、折った指を親指から伸ばしていく。
家庭保育が長かった事もあってか、集団で行動することに対しても抵抗を感じることが多く、
本来、子供が好きそうな皆で歌ったり、踊ったりすることに対して、2歳当時「気持ち悪い。」と発言していた。
新しい環境が苦手で、とてもとても慎重なタイプ。
（それに相反する妹が生まれたのも面白いんだけど。）
私も初めての育児で、ついつい周りの子と比較し、皆のように園生活を楽しんで欲しいと思い悩む時期もあったが（少しだけ）、今はそんな息子が愛おしくてたまらない。
乱暴な事は苦手で、やんちゃな子からは上手に距離を置く。
他人が意地悪されてると、自分も傷つく。
大人の配慮を欠いた何気ない言葉に、長く引っかかる。
自分の気持ちに素直になれず、他人を優先し、こじれることがある。
苦手な人と、その人の魅力を分けて考えることが出来る。→これ、本当に尊敬する！この内容はまた今度。
そして、物への執着がとても強い。
特に、「紙の質」が好きで、様々な紙を集める癖がある。
一般的に雑紙として捨てられるレシートやチラシ、包装材等の紙を、
「これ、貰って良い？」と、せっせと収拾している。
私が嫌がるからか、最近は以前のように頻繁に集めなくなったけれど、やはり紙に関しては、思うことがしばしばあるようで。
先日、（息子）「クラスで自分だけがテスト好きなんだ！」と。
普段の生活から、テストが好き！という感じを受けないので、理由を聞いてみると、
「だって、ツルツルしてるんだもん♡」
いや、それ、テストが好きなんじゃなくて、テスト用紙が好きと言うからな！！！
あ～なるほど。そういうことか。
問題を見落として、無回答の欄が良くあるのを不思議に思っていたんだけど、
テスト中、ツルツルした触り心地に惑わされてんだな！
そんな息子が愛おしい日々。
読んでくれて、ありがとうございます。
ねぎ
